犬が興奮した時に飼い主に飛びついてくる・・・。
この飛びつきを他の人にしてしまうのは危険です。 そうならないためにも飛びつきをやめさせるためにしつけが必要になります。
この飛びつきを他の人にしてしまうのは危険です。 そうならないためにも飛びつきをやめさせるためにしつけが必要になります。
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どうして飛びついてくるのか
そもそも、どうして犬は飛びついてくるのでしょうか。
・嬉しい!
嬉しさのあまり飛びついてしまいます。
犬は飼い主と一緒に過ごすことが一番うれしいのです。
仔犬同士のじゃれ合いの中でも良くみられる光景ですが、
成犬になってからでは危険な事態を招きかねません。
特に、大型犬に飛びつかれたら、飼い主が押し倒されることもあるので注意が必要です。
・抱っこして!
飼い主に抱っこして!とおねだりする際も飛びついてアピールします。
愛犬を抱っこするのが好きな飼い主も多いかと思います。
愛犬も飼い主に抱っこされて嬉しいですし、安心できます。
飼い主が帰宅した際に愛犬はさみしくて抱っこして欲しいと思うようになり
飼い主を見たら飛びつこうとします。
・自分の方が上位だ!
犬は上下関係に厳しい動物です。
飼い主よりも自分の方が上位だ!と思っている場合に飛びつく傾向があります。
というのも、自分より上位の存在に対しては、怒られると思い、飛びつこうとしないからです。
・いいニオイがするぞ!
犬の嗅覚は優れているので、飼い主の体にちょっとでも食べ物のニオイがすると、そのニオイにつられて飛びつこうとします。
飼い主が食べ物を隠していると思い、出して欲しくて飛びつきます。
基本的に犬は、出された分だけ食べてしまう動物なので、飼い主がコントロールしてあげないと、肥満に繋がります。
満腹感が鈍く、食いだめする習慣があるために、食べ足りないと感じる犬もいます。
食べ物を隠しているならなんとか見つけ出して、食べてやろうと思い犬は飛びつきます。
・構って!
飼い主に構って欲しいときに飛びついたら撫でてくれて、抱っこもしてくれた!
そう学習すると犬は構って欲しい時に飛びつくようになります。
犬が飛びついてきた時のしつけ方法
飛びつきをやめさせるためにはまずは「おすわり」をできるようにさせましょう。
まずは日頃の生活の中で飼い主からの「おすわり」の言葉できちんとおすわりできるようにしましょう。
家の中、散歩中、どんな時でも「おすわり」ができるようになることが大切です。
「おすわり」をすることで興奮した状態から冷静さを取り戻し、飛びつきたい衝動を抑えて飛びつきやすい帰宅時などは帰宅してすぐに撫でたり、抱っこするのではなく、
まずは「おすわり」をさせて、落ち着かせてから可愛がってあげましょう。
基本の「おすわり」をマスターしておくと、様々な場面で役に立ちます。
他の人に飛びつこうとしたときにおすわりをさせることができれば、危害を加えずに済みます。
また、愛犬が飛びついてきたときに「やめなさい!」と大声をだすことは
反って興奮させてしまい、逆効果になることが多いので注意しましょう。
まとめ
愛犬が飛びつこうとするときはどんな時が多いのか、なぜ飛びつこうとするのかを理解することで、飛びつきを防ぐことができます。
「おすわり」をさせることも愛犬にとっても、飼い主にとっても大切なことになりますので、飛びつきによる転倒などの事故を防ぐために、正しい対処法をマスターしていきましょう。