犬があくびをしているところを皆さんも見たことがあると思います。犬のあくびはかわいくて癒されますよね。
そんなかわいいしぐさのあくびですが、実は様々な理由があるんです。
今回はあくびについて様々理由の中から四つの理由をご紹介したいと思います!
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犬のあくびは「眠い」証拠
あくびをする一つの理由は皆さんもご存じのとおり「眠い時」です。
私たちと一緒で犬も眠くなればあくびをします。
よく皆さんがみるあくびは退屈や疲労感からくる眠気からあくびをしていることが多いです。
もし、何度もあくびをして眠たいのに眠れないようでしたらテレビの音量を下げてあげたり、照明を調節してあげてください。
きっと愛犬は安心して眠ってくれますよ。
犬は「緊張」した時あくびをする?
さて、二つ目の理由は聞いたことがあるかもしれませんが「緊張している」からです。
これも私たちと同じで犬も緊張します。
例えば、いたずらをして叱られた時や知らない人に触られたときなどに犬があくびをすることがあります。
その場合は、あくびをして緊張から自分を落ち着かせようとしているかもしれません。
あくびを連発している場合はその原因を探り緊張をほぐしてあげましょう。
犬のあくびはストレスのサイン?
三つ目の理由は、「ストレスが溜まっている」からです。
犬はストレスを感じた時にあくびをする傾向があります。
あくびは犬の代表的なストレスサインとも言われており、ストレスが感じているのか見極めるのに重要な要素の一つになっています。
病院嫌いな犬の場合、診察や獣医師さんに対してストレスを感じ、あくびを連発してしまうケースも多いです。
言葉でのコミュニケーションがとれない犬のストレス源を完全に取り除くのは難しいですが、犬にとって過ごしやすい飼育環境づくりはもちろん、運動やスキンシップなどでストレス発散できるように工夫しましょう。
犬のあくびが多い時は病気のサインの時も
四つ目の理由は、「病気のサイン」。
犬は病気が原因であくびをすることがあります。もし、下記の症状が見らえたら、それは病気のサインかもしれません。
- あくびの回数が多い
- 口臭がいつもよりキツイ
- 顎がガクガク震えている
- 舌の色がおかしい
では、どんな病気が隠れているのでしょうか。考えられる病気を紹介します。
[低血糖]
子犬の時期やチワワなどの超小型犬に発症する確率が高く、寝てばかりいたり、フラフラとしていてあくびばかりしている時には、低血糖になってしまっている可能性があるので注意が必要です。
[うつ病]
人間と一緒で犬もストレスからうつ病になります。
長い期間強いストレスを感じているとうつ病にかかりやすくなります。
[貧血]
貧血が起きているときに犬はあくびを多くします。
酸欠状態になることによりあくびの回数が多くなり、元気がなくなる、動きたがらない、オシッコが赤くなる、口の中などの粘膜が蒼白になる、呼吸が速くなるなどが挙げられます。
[寄生虫]
マダニやノミなどが感染源の寄生虫にかかってしまうと貧血症を発症してしまうことがあります。
マダニからバベシアという寄生虫が赤血球に寄生することで赤血球が破壊され貧血を引き起こす病気をバベシア症と言います。
まとめ
今回は犬のあくびについて紹介いたしました。
あくびには眠いだけでなく、様々な理由があり、重要な意味が隠されている可能性もあります。
犬にとってあくびは重要なサインの一つですので、普段から犬の様子を注意して見てあげてくださいね。